(1926〜1997年)
大阪に生まれ、生涯大阪に住居を置く。
書は二十歳頃より本格的に始め、辻本史邑、
広津雲仙に師事。
書体は行草体を得意とする。
日展評議員、日本書芸院常務理事、
墨滴会理事長を歴任。
漢学は書より少し遅れ、二十四歳頃より
本格的に始め、長岡參寥に師事。
著書に「対句選」、「続対句選」、「明詩選」、
「続明詩選」、「清詩選」、「明清古詩選」、
「陳鴻壽の書法」(以上、二玄社)、
「長岡參寥遺稿集」(書芸会)など。